だれかのおいかぜになるはなし – ITインフラで、お客様のおいかぜに –

2020.07.13.柴田


先週末、新卒採用の最終選考を終えて、本当に優秀な学生さんがたくさん集まってくれたなと感慨深い気持ちで迎える週明けの朝です。

最終選考までお付き合いいただいたくと、全員の方々と一緒に仕事がしたい気持ちでいっぱいになるのですが、ボクたちのような小さな会社では、採用人数が限られてしまうことが悔しい限りです。

新卒採用の募集はおいかぜの全職種、ディレクター・デザイナー・Webエンジニア・ITインフラエンジニアで行いました。
応募総数500件を超えました。
本当にたくさんのご応募、プロダクション事業部のディレクター職、デザイナー職、ウェブエンジニア職にご応募いただいたのですが、実はITインフラエンジニア職への応募が0件でした。(1件くらいあってもいいんじゃないかと思ったりもするのですが。笑)

500人以上の学生さんがおいかぜで働きたいと思ってくれているのに、ITインフラエンジニア職へのご応募が0件っていったいどういうこと!?となる前に、おいかぜが外からどう見られているか?ということに冷静に向き合ってみました。
みなさん、株式会社おいかぜのこと、どう見ていただいているのでしょうか?

おいかぜのことを知ってくれた時期やタイミング、何で知ってくれたか、ウェブ?街の噂?ボクと直接お会いしていただいて?といったように、どうやって知ってくれたかでも、違ってきたりします。

オフィシャルサイトから伝わる雰囲気や、ボクたちがやっている取り組み(oikazeごはん / OF PLANTS / こどものためのでざいんぷろじぇくと ワワワ など)からだと”デザイン会社”と見ていただくことが多いのかなと思います。
それは半分正解で半分不正解。
この6年間くらい、デザインワークとデザインの事例の広報に特に力を入れてきたことに間違いは無いんだけれど、ボクたちは”ITインフラ事業”と“ウェブエンジニアリング”という”デザイン”とは違う側面の強みも持っているからです。
今回の新卒採用ではおいかぜの“ITインフラ事業の強み”がうまく伝わっていなかったのかもしれませんね。

今日はそのおいかぜの”ITインフラ事業の強み”についてのお話です。


1、ボクとおいかぜの出自

ボクの出自はオープンソーステクノロジーのエンジニアです。
LinuxOSやUnixOSの技術でインターネットサーバの構築やクライアント環境の構築をしていました。
同時に大規模ネットワーク環境の構築や運用管理にも携わっていました。
と言っても、もうかれこれ15年前くらいまでの話で、そこからHTMLコーディングやプログラミング、経営・管理、企画・営業というようにボクの領域はどんどん変遷しているので、いまは現場の技術のことはしていません。
株式会社おいかぜはボクの領域の変遷に呼応するように、業務範囲を拡大してきました。
おいかぜの2つの事業部、”プラットフォームソリューション事業部”と”プロダクション事業部”はそうやって形づくられてきたわけです。

おいかぜにとって、出自が”プラットフォームソリューション事業部”で、その技術をベースにして”プロダクション事業部”がうまれ・そだってきました。
前述のようにおいかぜを”デザイン会社”と見ていただいている方は、おそらくこの6年間くらいのボクたちの広報や発信をキャッチしていただいている方々なんだと思います。

逆を言うと、ボクはこの6年間、自分のそして株式会社おいかぜの出自である”プラットフォームソリューション事業部”の発信を怠り過ぎました。
若いころから自分自身の血肉になっているITインフラのお仕事のこと、あまりに当たり前過ぎて伝えることをしてこなかったのです。
反省。とても反省しています。


2、プラットフォームソリューションとは?

プラットフォームソリューションとはどういう意味なのでしょう。

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プラットフォーム = ITインフラのこと
ソリューション = 問題や課題の解決のこと
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おいかぜではプラットフォームソリューションを“ITインフラに関わる技術で社会やお客様の問題や課題を解決すること“と捉えています。

ITインフラとは、コンピュータなどの情報機器を利用するための施設や設備のことです。
具体的には、サーバやネットワーク装置、インターネット環境、業務システムなどを幅広く指します。
おいかぜではそれらITインフラに関わる専門性の高い技術を持ったエンジニアが多く在籍しており、それらの技術や知見を使って、社会やお客様の問題や課題を解決するお仕事をさせていただいています。

この説明だけではわかりにくいかもしれません。

1ヶ月ほど前の新型コロナウィルス感染拡大の騒ぎのころ、自宅リモートワークのときのことを思い出してもらえるとわかりやすいかもしれません。
ネットワークの速度が遅くてZoomの音声が途切れたり、会社のファイルサーバのファイルを自宅から取り出せなくて困ったり、いきなりクラウドサービス使って仕事しようと思っても環境が整ってなかったり、そもそもパソコンが遅くて使い物にならない……なんていう問題や課題。
規模や範囲の大きさの差はあれど、おいかぜのプラットフォームソリューションはこういった問題や課題の解決を得意としています。

おわかりいただけたでしょうか?


3、おいかぜのプラットフォームソリューション

そしてこの度、そんなプラットフォームソリューションのお仕事をわかりやすく皆さまにお伝えするために、ちょっとしたチラシをつくりました。
オフィスでの身近なお困りゴトに寄り添うための事例を載せてみました。







おいかぜのプラットフォームソリューション事業部は、このチラシで紹介しているような事例よりも大規模な環境のお仕事もお手伝いしています。
例えば総合大学の全学ネットワークの構築・管理・運用、官公庁の基幹サーバの構築・管理・運用、AWS環境を使った大規模サイトのサーバインフラ構築・管理・運用、アクセスが集中するサイトの負荷軽減対策のための環境の構築・運用・管理など、挙げればキリがありませんが、インターネット基盤の下支えをお手伝いする立場として、普段は目立たないけれど影ながらみなさまのおいかぜになっている自負があります。


4、最後に

今日お伝えしたいことは、

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おいかぜはプラットフォームソリューション、つまり「ITインフラに関わる技術で社会やお客様の問題や課題を解決すること」を出自とし、また得意である。
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ということなのです。

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“ITインフラで、お客様のおいかぜに”
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おいかぜのプラットフォームソリューション事業部は、そんな気持ちで日々のお仕事に取り組んでいます。
今回のチラシはデザインをやまもっちゃん、イラストを吉澤さんが担当してくれました。
これもおいかぜの強み。プラットフォームソリューション事業部のことをプロダクション事業部がつくり・はっしんする。

とてもかわいくてわかりやすいチラシになったと思うので、どこかで見かけたり、おいかぜスタッフから受け取ったときには是非ご覧になってみてくださいね。

そして。これからも株式会社おいかぜのプラットフォームソリューションをどうぞよろしくお願い致します!

(noteでの記事はこちらから)