11/21(水)に開催したおいかぜ書道教室〜第5回:篆書(てんしょ)〜の様子を
クラちゃんに代わってフクより報告させていただきます。
今回は新しく男性の参加者が2名加わったので
まずは恒例の筆跡鑑定からスタートです。
ゆっきー先生の筆跡鑑定で和気あいあいとしたところで
今回のお題【アメンボ】です。
【アメンボ】を漢字2文字で書きます。
さて、どんな漢字の組み合わせでしょうか?
うーん、、、
雨、、? 棒、、?
正解は【水馬】です。
中国ではその見た目からアメンボを【水】【馬】と書きます。
そして、アメンボが捕えられると背中から甘い匂いを出すため、
その匂いから甘い飴を連想して【アメンボ】と呼ばれるようになったそうです。
いつもながら勉強になりますね!
その【水馬】を今回は実印などにも使われる
『篆書』という書体で書いてみます。
この『篆書』は象形文字の次に古い書体で形も象形文字に近く、
今回お題となっている【水】は水の流れを形作っていて、
【馬】も馬の形がイメージできる字体になっています。
そして、篆書の特徴である
・線の太さ、線と線の間を均一にする
・先端に筆先が出ないように筆を折り返して丸く書く
という点を意識して書きます。
これがとっても難しい、、、
まずは直線を何度も練習します。
たかが線、されど線。
先端の折り返しを意識しすぎると違う形になってしまうし、
思うような筆運びができず、
何度もトライしてやっと均一な線が書けるようになりました。
初めて参加されたお二人も、初挑戦の書体に苦労しながら
最後にはとても楽しみながら運筆していました!
では、今回のビフォー・アフターです。(「よろしい」の朱文字が入っている方がアフターです!)
みなさん、すごい上達ぶりです!
いつもながらゆっきー先生にいっぱい褒めてもらって
気持ちのよい充実した時間を過ごせました。
次回は、12/19(水)の開催。今年最後の「まとめ」の回です。
ご興味がある方は、こちらから内容を確認の上、お問い合わせください。
おいかぜ書道教室〜第5回:篆書(てんしょ)〜レポート
2018.12.17.