【代表もろもろ】最高のナンバー2を目指すナンバー1

2013.05.10.柴田

取材の様子@oikazeCUBE
みなさん、いつもお世話になっております。
株式会社おいかぜ代表の柴田です。

先日ある大学の授業の一貫で学生さんの取材を受けました。

話すという行為は日頃考えている断片的で感覚的な想いを
ギュッと纏めることができるのでボクは大好きです。

今日はその取材の中で出た話をベースにして、
最高のナンバー2を目指すナンバー1」という内容で書かせていただきます。

若い頃から起業をしていると、さぞ強い想い・自信のある得意な技術を
持って起業したんだろうと思われそうですが、完全に勢いで飛び出しました。

もちろんWeb業界に興味や想いがあって起業したわけなんですが、
経営者って言葉がしっくりこない、そんなスタートでした。
ビジネスのことは右も左もわからない、
見積書や請求書をろくに作ったことのなかった技術者上がりのひよっこ経営者でした。
一所懸命取り組んで、10年近く続けていると何とか形になるもんですね。

そんなボクがこの10年間、一番大切にしてきたことは何かと言うと、
“求められることに応え続けること”です。
商売をしていれば大切にして当然のことなのですが
“自分がやりたいこと”とか”自分の想いを成し遂げること”、
その何よりも”求められることに応え続けること”を優先させてきました。

小さなころから大学生、そして社会人になってからも、
なりたい職業とかやりたいことがありませんでした。
特にそれが不満だったり不安だったりしたことはありません。

勉強やスポーツが得意なわけではないけど、できないわけではない。
大勢の人前で上手に話せるわけではないけど、コミュニケーション能力が無いわけではない。
何か得意なことがあるわけでなくて、何事もそつなくするタイプ。本当にそつなく。

そんなボクでも唯一自信を持って”できる”と思っていたこと、
それは典型的な猪突猛進のリーダータイプのサポートをすること。
わかり易く言うと右腕的な存在。

あらゆる事に中途半端なボクは違う視点で見ればバランス感覚があるのかもしれない。
ナンバー2ってポジションが自分にはとても合っているなぁと常々思っていました。

ところが、ボクは株式会社おいかぜを始めて代表という名のナンバー1になってしまいました。不思議なものです。
ナンバー1になってから分不相応だと悩んだりもしたのですが、ある時ふと気付いたんです。

おいかぜって誰かの”追風”になること、それってナンバー2なんじゃないのか?
そうか、”株式会社おいかぜ”としてお客様にとっての最高のナンバー2を目指そう。

少し昔に「2位じゃダメなんでしょうか?」という某大臣の名言がありましたが
2位にしかできないことがあります。”おいかぜ”にしかできないことがあります。

最高のナンバー2になる = 誰かの”おいかぜ”になる

ボクにとって”おいかぜ”という屋号で会社の代表をやらせてもらえることは運命だと思っています。

2013年5月10日(金) 柴田一哉