こんにちは、クラです◎
先日4/23(土)に、翠灯舎さんと合同主催のUX勉強会、UX中級編ワークショップ「構造化シナリオ法・プロトタイピングを活用したサービス開発(全3回)」の後編を開催いたしました。
今回はその様子をレポートします。
この日はフィールドワークを行うので朝10:00集合!1日みっちりコースです。
天気が良くて朝日が眩しい…。
今回も会場はMTRL KYOTOさんをお借りしています。
中級編ワークショップ・後編のテーマは「体験プロトタイピング」。
最初の浅野先生の講義では、サービスサファリとアクティングアウトのレクチャー。
最終回となる今回は、オズの魔法使い、という手法を使った発表を行います。
チーム内で、そのサービスを実際に使うシーンを演じる、寸劇をする人達と、プロジェクターでそのサービスを映しインターフェースを操作する人達に分かれ、自分達がどういうサービスを作りたいのかをプレゼンテーション。
プレゼン後、オーディエンスである先生や他のチームの皆さんからの反応を受けて、「自分達が作ろうとしているものは本当にイケているのか」「これで売れるんだろうか」「人に使ってもらえるんだろうか」という認識が改めて出来ます。
自分達がなりきって「気づく」
人から指摘されて「気づく」
いつもと違う視点を持って「気づく」
というわけで、今回は「気づき」の1日になりそうです。
レクチャー後、チーム内でミーティングを行い、早速サービスサファリへ!
実際にサービスを使う利用者になりきって、prottで作ったインターフェースを触ってみます。
こちらのチームはお寺の前で、サービスとユーザーが出会うシーンを再現中。
私達のチームは、京都駅へ!
MTRL KYOTOさんから京都駅へは徒歩で行けるので、シーンの再現が楽々。
外国人家族になりきって、どのようにサービスと出会うのか再現中。
実際に街に出て使ってみる事で、思ってもみなかった問題点や「この機能はいらないでしょう!」「これが無いと分からないですよね。」なんて、「気づき」がボロボロと。
お昼ご飯を取りつつ意見を交わし、戻ってからはどのように修正しましょうか、と作戦会議。
サービスサファリ後は、前・中編で作成したシナリオやインターフェースを修正していきます。
もう一度画面遷移図を組み、ワイヤーフレームを全修正するチームもあれば、
このサービス自体どうなんだと、改めて構造を再検討するチームも。
私達のチームは、prott班とシナリオ班に分かれて、発表に向けて準備。
時間になったので、オズの魔法使いとアクティングアウトを使ってプレゼンスタート!
合計5チーム。それぞれペルソナやサービス内容も違いますが、バラエティに富んだ内容でした。
さて、私達のチームは…残念ながら惨敗でした苦笑
本当に良いサービスとは、引き算から生まれ、ユーザーの欲求を根本的に解決するもの。
私達のチームは、「付加価値を付けて足し算になっているし、ユーザーの欲求を逸らしていてダメだ!」と評価されてしまいました…あいたた。。。
的確に言われただけあって、グサリときた分、チームの皆さんとどこかで必ずリベンジしましょう、と意気込んだのでした。
おいかぜからは、まつこも参戦。
こちらのサービスはなかなか好評価。寸劇もさすがでした^^
最終回は、成安造形大学情報デザイン研究会の皆さんに各チームに入ってもらい、「このチーム全員がそのサービスを理解しているのか」「ワーク中にちゃんと役割を果たしてチームが動いているのか」…など!
彼女達なりの「気づき」も講評してもらいました。
浅野先生曰く、「悪魔の援護者」との事。人から言われて、ハッと「気づく」事って日常生活でも多々ありますよね。
あぁ〜そう見られていたんだな、と良い「気づき」になりました。
全講評を終えて、連続3回の中級編は無事に終了!
「気づき」をたくさん得た長い1日でした。
最後の打ち上げも参加者多数で盛り上がっていて、幹事一安心です。笑
最後に、運営後記?となりますが、
勉強会のお話を持ちかけてくれた翠灯舎さん、
やりましょう!と乗ってくれたおいかぜの皆、
撮影・SNSなど諸々手伝ってくれた京都精華大学デジクリの後輩達、
会場提供を始め協賛していただいたMTRL KYOTOの皆さん、
最終回で各チームをサポートしてくれた成安造形大学情報デザイン研究会の皆さん、
引き継ぎやアドバイスをくれたUX KYOTO前運営メンバーの皆さん、
アシスタントやサポートをしていただいた東京からお越しの産技大修了生の皆さん、
中級編に参加いただいた参加者の皆さん、
そしてもちろん浅野先生!
本当にどうもありがとうございました!皆さんのおかげで良い勉強会になったと思います。
不慣れで拙いところもありましたが、改善して今後に生かしていきたいと思います…!
また、関西圏では、UX KANSAIというコミュニティも立ち上がり、UXという概念も広まりつつある昨今ですが、
UX KYOTOは、今後もアットホームな形で不定期にゆるゆると継続していければと思います。
今回、中級編として全3回を終えましたが、今年中にまた何かしら開催するように運営陣で動いています。
また動きがあれば、おいかぜのもろもろやUX KYOTOブログにて告知させていただきますので、どうぞご注目ください!
クラ
【UX勉強会レポート】体験プロトタイピングを学びました
2016.05.09.