9/9(土)にoikazeごはんを開催いたしました。
当日の様子をご報告させていただきます。
今回のoikazeごはんは、キモノガール ゆっけさんをメインゲストにお迎えして、
第1部:皆で楽しむ”重陽の節句”のお料理
第2部:デザートを楽しみながらお聞きするお話タイム
の2部構成でお送りしました。
9月にご参加いただいた方は、
キモノガール ゆっけさん
イラストレーターの梶浦さん
STARRYWORKSの道久さん
FICC KYOTOの森さん
Basculeの勝田さん
山﨑さん
田上さん
小林さん
おいかぜスタッフは柴田、クラタ、やまもとの3人でお迎えです。
当日は、お越しいただきありがとうございました。
開催当日である9/9は、”重陽の節句”。
端午(5/5)、七夕(7/7)などの五節句の1つで、「九」という陽の数が重なることから重陽と呼ばれるそう。
そんな縁起の良い日でもあるため、今回は”重陽の節句”にちなんだ料理をゆっけさんと一緒にご用意しました。
〜〜〜〜〜 お品書き 〜〜〜〜〜
・芋ご飯
・かぼちゃの炊いたん
・きゅうりのおかか和え
・だし巻き
・お味噌汁
〜〜〜〜〜 〜〜〜〜〜 〜〜〜〜〜
“重陽の節句”は、栗の節句とも呼ばれ、栗ご飯を食べるのが風習との事。
ですが、今回は残念ながら栗が入手出来なかったため、さつまいもで代用しました。これはこれで、秋らしくてほっこりと美味しかったです^^
その他、秋の食材を使った料理やゆっけさんが得意なだし巻きもご用意し、秋の味覚が満載な和のプレートを皆で一緒にいただきました。
デザートは、菊花を添えたゼリー。
こちらは、ゆっけさんのお話を聞きながらいただきました。
お話のテーマは「キモノガール ゆっけのこれまでとこれから」。
“キモノガール”と名乗るまで「これまで」のお話と「これから」である今後の展望のお話をしていただきました。
ゆっけさんが”キモノガール”として活動することになった最初のイベントは、朝日新聞GLOBEで特集された「着物に明日はあるか?」の感想を語り合う場の開催。
当時、呉服店に勤務していたゆっけさんの中では、「会社での仕事は既に着物に親しんでいる層には届く。けれど、自分はこれから着物を知りたい人・着物ビギナーに届けたい。」という思いが沸々と芽生えていたとのこと。
このイベントを主催する内に、ご縁で輪がどんどん広がり、会社で得ることの出来なかった考えや人脈の価値に気づき、「個人では届けたい人に届くのに、会社での仕事では届かない」とより一層の葛藤がありました。
そんな時、2016年に行われた「京都わかもん会議」での発表がきっかけで「自分は、”やらない理由”でごねていた。やるなら、今。」ということに気づき、その場で独立を決意したそうです。
「着物を楽しむことが いつの間にか着物を守り残すことに つながっていた」と”キモノガール”の活動から気がつきました。
自分自身だけではなく、周りに着物を楽しむ人が増えれば着物は生き残り続ける。楽しみ方を伝えるのが”キモノガール”としてのミッションなんです。
と語るゆっけさん。
そんな”キモノガール”の今後の展望は、誰でも気軽に好きなときに着物に着られ、ユーザー同士で着物をシェア出来るサロン、「着物シェアクローゼット」の立ち上げ を目指しているとのこと。
着物を家で眠らせるのではなく、いつでも好きな時に着られるようにお客さんから預かり、気軽に着物の相談をしに来ることが出来て、今の”キモノガール”の活動も継続出来るようなスペースを築けるように活動中のよう。
京都の街中にそんなスペースがあると、ついつい相談しに行ってしまいそうです。実現するのを楽しみにしています^^!
oikazeごはん終了後には、看板と一緒に記念撮影。とても素敵な笑顔ありがとうございます^^
そんな、ゆっけさんと私、クラは同い年。
おいかぜに入る前、京都内で行われたイベントで出会い、意気投合してからずっと仲良くさせてもらっています。
私がoikazeごはんを始めた時に「遊びに行きたいし、何かでコラボレーション出来たら面白いかもね!」と声をかけてくれたのが彼女。
こうして”ゲストとつくるごはん会”で一緒にイベントをすることが出来て嬉しかったです。ありがとうございました。
9月の会は、蓋を開けると柴田以外は全員女性!
2017年のoikazeごはんは、各月毎に客層が違うのですが、これにはスタッフ一同ビックリでした。笑
また今年のoikazeごはんでは初の試みとして、事前アンケートを実施。
アンケートの中では、参加者の皆さんから着物に関するお悩みを募り、トーク後にゆっけさんに解決していただくような場面も設けることが出来ました。
ゲストと参加者、会場内で新しいコミュニケーションが生まれたように思います。ご協力いただきありがとうございました。
着物と秋を感じられる重陽の節句のごはん会だった、と感じていただけましたら幸いです。
改めて、ゆっけさん、ご参加いただいた皆さま、本当にお越しいただきありがとうございました。
クラ