4月のoikazeごはん ご報告

2017.04.19.クラ

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4/8(土)にoikazeごはんを開催いたしました。
当日の様子をご報告させていただきます。


今回のoikazeごはんは、OVERKASTさんをメインゲストにお迎えして、
第1部:みんなで楽しむごはんの時間
第2部:「インターフェース」について語るティタイム
の2部構成でお送りしました。


 

当日ご参加いただいた皆さま

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OVERKASTの大林さん、遠藤さん
いろいろデザインの長山さん
1-10 driveの森岡さん
フリーカメラマンの磯井さん
山椒Studio
の永尾さん
Wonder LAB Osakaの折田さん
Panasonicの鳥谷さん
bank toの光川さん
臨床デザイナーの辻さん
の10名をお招きしてのoikazeごはんになりました。
おいかぜスタッフは、柴田、やまもと、クラタ、中村、岡山の5人でお出迎えです^^
参加していただいた皆さま、当日はどうもありがとうございました!


おしながき

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この日のごはんは、
・ひき肉とサルサメヒカーナとレタスを包んで食べるタコス
・ひよこ豆のスープ


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トルティーヤに具材を包んで、巻いて食べます。
oikazeごはんは、おいかぜスタッフの手作りです。
トルティーヤは、朝からクラタが生地をこねて、中村が伸ばして、約70枚ほど焼きました。
色とりどりのサルサメヒカーナは、岡山とやまもとで準備しました。


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ティタイムは、
・アルファフォレス(南米の郷土菓子)
・ブラジル産の豆を使用したアイスコーヒー


コーヒーは、クラタがミルで挽いてたものを冷やしてアイスに。
紙コップに一工夫するために今回の告知で使用したビジュアルで持ち手を彩ってみました。
アルファフォレスは、やまもとがメインとなって美味しく焼き上げ、ミルクジャムを塗って、ココナッツで装飾しています。
濃いめのコーヒーにぴったりの甘さ。ほろほろしていて、とても美味しかったです^^


 

お気付きの方もいるかもしれませんが、今回用意したご飯のテーマは、「南米」です。


ー 人間中心的にみると世の中は多様性があり、我々の中は混血化しています。
内側が混血化している話は「南米」に諸説が多いので、「南米」をテーマにした料理はいかがでしょう。


と、事前の打ち合わせの際に、OVERKASTの大林さんにトークに繋がるような食ネタとして提供していただきました。


…とは言うものの、南米料理を食べる事はありますが、自分達で作ったことはありません。
タコスは、以前のoikazeごはんでも作ったことがあるので、ユリコフからコツを聞いてみたり。
アルファフォレスは、私の直感で「これは美味しそうだ!!」と思い、やまもっちゃんにお願いしてみたところ、美味しく試作してくれました。
特定の国には絞らずに、私達でも作れそうな皆で楽しめる「南米」料理を作り、参加者の皆さんに振る舞う事が出来て良かったです^^


 

OVERKAST TALK「インターフェースと世界観」

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ティタイムの時間に、今回のメインゲストであるOVERKASTの大林さんから
「インターフェースと世界観」というテーマでトークをしていただきました。


OVERKASTさんが運営するEKRITSというWEBメディアで掲載された「インターフェース、その混血した言語性」をさらに分解したお話。
『「インターフェース」はこれからどうなっていくのか』、という問いに対して、
主体=人間という枠からずらしたお話や、テクノロジーの進化と共にインターフェースが変容していく様子の解説、「世界をどう見るか」といった観点、などなど。
最新のIoTや人工知能などのテクノロジーの観点や哲学や人類学などの研究内容の話を交えながら、たっぷりとお話ししていただきました。


個人的には、「人間を超えた知性として人工知能が存在し、主体はその知性を超える存在を想定した途端に失われてしまう。人間は主体ではなく、一つのオブジェクトと捉えていく考え方がある」ということを知れたのが目から鱗。


「SF作品で見た、絵空事のように思っていた世界が、いよいよ現実まで来ているんだなぁ」と改めて思い、「『今後どうしていけば、どういう目線を持てば、上手く付き合っていけるのかな』と少し先の未来に向けて、ワクワク出来るような新しい考え方・視点を知れたお話だったなぁ」と思いました。


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大林さんのトークの後は、参加者から今回のトークに対する感想やディスカッションが交わされました。
参加者の領域と混じえたテクノロジーよりの質問から、素朴な一般目線の質問まで。
様々な視点でディスカッションが交わされて、とても盛り上がりました^^


 

ごはん+α

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今回は、大林さんが監修している学習まんが「アフォーダンス」「記号とアブダクション」の即売会も実施。
この日のためにご用意していただいたコルシカさんのイラストカード付きでの販売となりました。
「今回の記念に」と買っていただく参加者もおられて嬉しかったです^^


 

4月のoikazeごはんを終えて

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ゲストをお呼びするトークショーや、ごはん以外にティタイムという時間を設けてお菓子を用意するといった、変則的なoikazeごはんは今回が初めて。
oikazeCUBEでの初めてのoikazeごはん、座席もズラして配置してみる、受付で即売会もする…などなど。
全体的にチャレンジングな会となりました。


「やるか、やらないか、だったら、やるだけ。」と企画を繋いでくださったOVERKAST遠藤さん。
この企画に乗っていただいた大林さんと弊社代表の柴田。
ごはん準備に全力を出してくれたoikazeごはん運営チーム。
当日お越しいただいた参加者の皆さん。
たくさんの積み重ねで大成功した会だったなぁ、と思っています。反省点も多いのですが、個人的に感無量です。
本当にお越しいただきありがとうございました。開催する事が出来て良かったです。


 

また、改めて告知させていただきますが、
2017年は「おはなし」というテーマで、「本」と「人」の2軸をごはんと絡めたイベントを進めていくことになりました。
次回開催は、5/13(土)。連続となりますが「人」が軸のoikazeごはんです。
より楽しい一時をご提供出来るように、現在準備中です。告知を楽しみにお待ちください^^


oikazeごはんに興味のある方はもちろん、久しぶりに私達に会いたいという方、
その時々の「本」と「人」にご興味のある方、おいかぜやおいかぜスタッフに興味がある方。
是非、ご都合が合えば、私達と一緒にごはんを食べながら楽しい一時を過ごしましょう^^
皆さまにお会い出来るのが楽しみです。心よりお待ちしております。

クラ